代々木上原のモダンタイ料理レストラン『thalee ling』にて、 2月8日(木)より、「冬の終わりのコース」の販売を開始するにあたり、メディアむけの試食会が開催された。
2012年の「SARU」1号店オープンを創業とし、2014年設立の当社は、現在都内に「SARU」ブランドのビストロ3店舗、イタリアンキッチン「COZARU」 、タイ料理『thalee ling』、千葉大学構内のグリルカフェレストラン「MOKU」の計6店舗を展開する株式会社Root。いわゆるチェーン店ではなく、店舗ごとにテーマとオリジナリティのある店として地域に愛される店作りをポリシーとしている。
代表取締役:猿田伸幸は、物件を見たときに「アジアンだったら面白いかな」とひらめいてタイ料理店にすると決めたそう。
また、”猿田”の”猿”という意味のタイ語の”リン”と海という意味の”タレー”を組み合わせて、タレーリンという店名に。
内装にもこだわり、厨房はむかいあって調理するスタイル。ホールは床の柄に合わせたテーブルを調達するなど、細部にもセンスが光る。
オープン当初はアラカルトメニューも存在したが、昨年10月からはコースメニューのみに絞って”ジャパタイ”を伝える。
「私たちのアプローチで新しいタイ料理を楽しんで頂きたい」とのこと。
コースの内容も年に6回程変わるということで、季節折々の旬な食材をつかったおいしい料理が楽しめる。
何度訪れても新鮮で新しい驚きを与えてくれそうなお店だ。
今回はコースのうちから、いくつかの品を実食させて頂いた。
・パッポンカリー
(甲殻類、昔の味卵、タマリンド)
タマリンドの酸味、香ばしい甲殻類、それに味卵の3柱が楽しい。
農園の香り米「プリンセスサリー」の米粉を使った蒸しパンを添えて。
蒸しパンはそとはカリっと、もちもち感じは敢えて抑えたという。
・トムカータレー
(カスベ、縮緬キャベツ、ココナッツ)
ココナッツにサワークリーム、発酵白菜の汁を合わせた冷製スープ。
カスベ(エイ)を食べたのは生まれて初めてじゃないだろうか。
水揚げ当日に北海道から空輸し、アンモニア臭が出ないよう細心の注意を払って処理されているため、
安心して軽やかなこりこりとした食感が楽しめる。
・カオムアン
(真鯖、鰹菜、柿酢)
プリンセスサリー米にタイ生姜、ピーナッツ、茗荷、エシャロットを併せたシャリに、石川県産の真鯖を酢で〆て、ココナッツで
燻製したものをのせ、発酵した鰹菜で巻き込んである。自家製柿酢もアクセントになっている。
・ポピアトート
(江戸前鮑、ワカメ)
北海道産帆立のムースと鮑の揚げ春巻き。ワカメをベースに鮑の肝、タイ生姜、赤唐辛子で作られたソースは
春巻きとピッタリ。絶妙な辛さで攻める。
・トムヤム
(卵、白子、青海苔)
タイ料理を代表するトムヤム。
日本で一般的なのはココナッツミルクの入った濁ったトムヤムだが、敢えて透明なトムヤムナムサイをチョイス。
酸味を活かし青海苔とのコラボも面白い。
・ゲーンキョウワーン
(鰤、大根、プリンセスサリー)
プリンセスサリーというブランド米と一緒に。
鰤と大根は日本の雰囲気もあり、しかしながらエスニックの魅力も掻き立て得られる組み合わせに仕上がっている。
代々木上原駅から徒歩10分かからない程度。
駅近というわけではないが、閑静な住宅街の中で味わう絶品ジャパタイ料理。
見た目も美しく、選び抜かれた食材と、ワインのベアリングも楽しめる。
ぜひ一度体験してみてほしい。
・冬の終わりのコース
8,000円/名 全10品
ワインペアリング付きは14,000円
5,000円/名 全7品
ワインペアリング付きは9,500円
・『thalee ling』
〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町16-16 今井ビル1F
各線代々木上原駅 徒歩3分
営業時間
【LUNCH】
・土日祝 11:30~15:00(最終入店時間 13:00)
【DINNER】
・月~金 17:30~23:00(最終入店時間 22:00)
・土日祝 17:00~22:30(最終入店時間 21:30)
定休日 不定休(毎週水曜日、及び第二、第四火曜日)
2月:7日(水)、13日(火)、14日(水)、21日(水)、
27日(火)、28日(水)
予約 予約URL:https://www.tablecheck.com/ja/shops/thalee-ling/reserve
お問合せ TEL:050-5447-0811