BNK48/CGM48
タイ発の女性アイドルグループBNK48(バンコク版48)とその姉妹グループCGM48(チェンマイ版)は、AKB48のシステムを導入したタイ国内最大規模のアイドルグループ。BNK48は2017年に結成され、地元タイだけでなくアジア圏でも高い人気を誇る。CGM48はBNK48の姉妹グループとして2019年にチェンマイで結成され、地元の若手メンバーを中心に活動している。
「BNK48!」というDJの掛け声と共にステージに登場すると、ファンの大きな掛け声が代々木公園にこだました。華やかな衣装に身を包んだ彼女たちは、落ち着いた雰囲気のゆったりとした楽曲「Green Flash」をしとやかにパフォーマンスし、会場を温かな空気で包み込んだ。
「皆さーん、こんにちは!」と日本語であいさつすると、続いてアップテンポの「Totsuzen Do Love Me!」へ。軽やかなリズムとキュートなパフォーマンスでファンを一気に引き込み、大きな掛け声と手拍子が広がった。
楽曲の合間のMCでは、「皆さーん、何がすきー?」とファンに問いかけ、「BNK48 CGM48よりもあなた!」とコールアンドレスポンスでファンと交流。
続いて、明るく元気な「Saikyou Twintail」、誰もが口ずさめる国民的ハッピーソング「Koisuru Fortune Cookie」、そしてライブのラストを飾るにふさわしい「Heavy Rotation」で笑顔と歓声で満たした。日タイの文化交流を彩る、幸せに満ちたステージとなった。

Benz Khaokhwan(ベンツ・カオクワン)
6歳の頃から歌手としてデビューし、ガールズグループとしての活動を経て、2023年にソロアーティストとして活動を再開。ダンス、衣装、ヘアスタイルに至るまで全てにおいて完璧なT-POP界のライジングスターとして注目されているBenz。
今回のタイフェスでは、ピンクとブラックを基調とした肩出し&ミニスカートでステージに登場し、夏を感じさせる爽やかなサウンドが魅力の「Hot Deal」で幕を開けると、キュートな愛らしさと感情豊かな歌声で観客を魅了。続いて、軽快なリズムの「Shuu!」、スローテンポで心地よいメロディーの「I’m a loser」を披露。ラストはALIE BLACKCOBRAとのコラボ曲「DOWN」から、代表曲「RIPE」へ。観客も一緒に歌いながら大盛り上がりに。タイ語の歌詞にも関わらず、大きな声で歌ってくれるファンに感動した彼女は、再び日本に来ることを約束し、投げキッスを送りながらステージを後にした。

Scrubb(スクラブ)
タイの人気BLドラマ「2gether」のサウンドトラックに使用され、劇中でも主人公の2人が好きなバンドという設定のため、ドラマファンの間でも親しまれているデュオ。初来日ではチケットが即完するほどの人気を誇り、今回も横浜での単独公演のみの出演と発表されていたが、サプライズとしてタイフェスティバル東京の1日目のトリを務めた。
夕陽が沈見かけた代々木公園に、ドリーミーで柔らかなサウンドが響き渡ると、観客の期待は一気に最高潮に。「Everything」から始まり、「Wish」、「Together」、「Click」などといった名曲が披露されるたびに、ファンの手拍子と合唱がステージを包み込み、一体感が生まれた。最後の楽曲「Closet」では、ボーカルのMuayがステージの下に降りてファンと共に楽しむ一幕も。心地よいサウンドが野外の空気と混ざり合い、まるでドラマの中でサラワットとタインがScrubbのライブを見ているシーンの中に入り込んだかのような幻想的な空間となった。ドラマファンにとっても、最高なひと時になったに違いない。

MILKLOVE(ミルク ラブ)
MILKとLOVEはGL作「23.5」で主演し、GMMTV初のGLドラマとして大ヒット。
この日、ブラックを基調としたシックなコーディネートでステージに姿を現した2人に、ファンの大きな歓声が響き渡る。1曲目に披露したのは、ドラマ「23.5」のサウンドトラック「Tilt」。優しく温かいメロディに合わせ、2人が微笑みながら歌い上げると、「かわいい~!」という声があちこちから飛び交い、観客は一気に幸せな空気に包まれた。
少し緊張気味だったMILKは、ステージを左右に動き回りながら、ファンに向けて何度もハートを送るなど、全力で交流を楽しんでいる様子。すると、動き回るMILKをLOVEが、「こっちに来て」と手招きするような仕草を見せ、そんな2人の自然なやり取りに、ファンからは笑顔と拍手が絶えなかった。
続くソロステージでは、LOVEがGemini Norawitの「Hook」、MILKがFourth Nattawatの「Alright」をカバーし、キュートな魅力を振り撒く。それぞれがステージ袖で応援する姿も見られ、2人の仲の良さが垣間見え、会場はさらに温かな雰囲気に。また、LOVEが5月23日に誕生日を迎えることもあり、ファンからのサプライズでケーキが贈られる一幕もあった。突然のプレゼントにLOVEは驚きながらも感謝を伝えると、みんなでLOVEの誕生日を祝福。ファンとの距離がさらに近づいた特別な瞬間となった。
そしてラストは2人の楽曲「Shot-Feel」。甘くキャッチーなサウンドに合わせ、ファンも合唱で参加。2人は手を繋いだり、微笑みあったりして歌い、曲のフィナーレでは2人が大きなハートを一緒に作り、まるで愛そのものが降り注ぐような感動的なラストとなった。

TayNew(テイ ニュー)
ドラマ「Kiss: The Series」「Dark Blue Kiss」で相棒として不動の人気を確立したTayとNew。
タイフェスでは、2人ともサングラスをかけて前髪を上げたスタイリッシュな姿で登場し、1曲目に「NO MORE」を披露。ステージの端から端、さらにステージ前方ギリギリまで立ちながら、ファンに少しでも近づこうとする姿にファンを喜ばせる。時にはTayがNewの肩に手を乗せながら歌うなど、自然体で仲の良い姿にファンの表情も和らぐ。
「こんにちは~」と日本語であいさつすると、いきなりTayが「せーの」と合図をして、チャンチャチャチャンと「笑っていいとも!」式の拍手を求め、Newや観客も慌てて合わせると、会場は一気に和やかな空気に包まれた。5月といえど、厚手のロングコート姿は暑かったため、ステージで衣装を着たことをNewカメラマンにスマホで撮ってもらったTayは、すぐに衣装を脱ぎに行き会場を笑わせる。「暑さを忘れるには一緒に歌うことが一番」と語りかけると、Tayが出演したドラマ「Good Old Days」のサウンドトラック「Good Time」や2人の主演作「Cherry Magic 30」のサウンドトラック「Voice within」などをしっとりと披露。歌の途中、ファンからPolcasanのミニドールを受け取り、愛おしそうに微笑むTayの姿に、ファンの心もときめいた。
ラストは、爽やかなシンセサウンドが心地よい「Cherry Magic 30」のサウンドトラック「Everything is Magic」。恋の始まりや幸福感を表現したポップな楽曲に合わせ、Newが胸をギュッと両手で掴んで首を横に傾ける仕草を見せると、ファンも一斉に胸キュン。曲の終盤で音が切れてしまうトラブルがあったものの、ファンの手拍子に合わせて最後まで歌いきり、大きな拍手と歓声が送られた。
最後は「お疲れー」と日本語であいさつ。親しみやすさと抜群のコンビネーションで笑顔の絶えない、TayNewらしい温かいステージとなった。

【オリジナル取材】歌って笑って食べて楽しむ! タイフェスの熱気を体感!③へ続く
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