“おとぎ話の世界に飛び込んでハッピーエンドを迎えにいく”をコンセプトに唯一無二の世界観で活躍するボーイズグループSUPER FANTASYが約2年ぶりとなる本格ワンマンライブ「SUPER FANTASY ONE-MAN LIVE -Fairy Tale-」を2024年2月27日に東京・港区のSELENE b2で開催した。
今回はフルで生バンドでの演奏という初のステージ。
開演の時刻になるとHAKUが”ハクハク伯爵”として、そして執事のRUKAが登場。
コミカルで楽しいやりとりで会場をファンタジーの世界の入り口に連れて行くよう。
”森のファンタジーバンド”を呼び込むと、バンドメンバーも世界観そのものに全員がオオカミやゴリラといった森の動物の被り物をして登場。
「おとぎ話の世界へレッツゴー!」の合図でスタート!
迫力あるピアノの音色、そして深みや広がりのある生バンドの演奏に会場は一気に引き込まれる。
1曲目は『Bad』
2023年10月25日リリースの最新3rdシングル「Rapunzel」から。
初挑戦の”完全な悪者”を演じる。
続く『Curious!!!!』では姫の心に触れて悪党だったお頭の心が揺れ動いて、明るく元気な雰囲気。行進するような場面では、身体の奥から響くようなバンドの音色とともに自然に感情全体から手拍子が湧いた。メンバーが振り付けを担当している曲でもある。
『Change』は姫とともに生きるために悪党を捨てる決意をしたお頭の様子を描く。
「君と生きられるように僕は変わる」といって締め括られる、強く熱い決意を感じられる曲だ。
そして、「Rapunzel」3曲が終わっても続けて物語は進む。
次に画面に現れたのは1st mini albumである 「SNOW WHITE」。
『7! (THE HEROES)』
「♪SUPER FANTSY」「♪ハイホー」というキーワードとともに、軽やかなダンス、そしてTSUBASA、RYOGAはアクロバットを軽々と決めていく。コールアンドレスポンスもあり、会場と一体になった。
『Regret (THE VILLAINS)』は大切な人を守れなかった切なく悔しい気持ちがあふれる、胸が締め付けられるような曲。会場もメンバーの表現にひきこまれ、胸を詰まらせる。
物語の締めくくり、『Calling』では再び大切な姫を取り戻すことができて、世界全部がハッピーに包まれるキラキラとした世界観を楽しんだ。
つづいては「Cinderella」の世界に誘った。
ナレーションが流れた途端会場が息を呑む。
『Heartless』ではHAKUの力強い声が鋭く良く響く。
『Magic!!』は不思議の世界に「ビビデバビデブー!」の魔法がプラスされたテイストで、ダンスの一体感も見せていく。
『Time』魔法が解け苦しい生活に戻った姫を王子が探しまわり、とうとう見つけ出す壮大な雰囲気に会場もすっかり明るく希望に満ち溢れた雰囲気に。
アンコールでは、スクリーンに歌詞がでて会場全員で大合唱するというコロナ禍にはできなかったスタイル。
笑顔と手拍子の中、Callingが響き渡る。
再び登場したのはHAKU。
スポットの中に1人立ち、アカペラで歌唱。
その隣ではYUTOが歌詞のストーリーに合わせたダイナミックかつ繊細なダンスで表現。
技術力の高いステージを披露した。
トークでは、今回のグッズTシャツについて「あなたの背中を押すよ」という意味も込めて、メンバーの手形があしらわれたYUTO考案のデザインとのことも明かした。
YAMATO「今日はお越しいただき本当にありがとうございます。昨年の3月からサポートメンバーから参加して10月から正式なメンバーになりました。嬉しくて、SUPER FANTASYになったときにいっぱい目標ができました。その中で一番叶えたい目標はSUPER FANTASYの音楽をたくさん届けること。今日はその一歩になりました。これからも目標を叶えていく目撃人になってください!」
HAKU「8年やってたら”厳しいかな”と思ったこともあった。でも武道館に立ちたいと思います!難しいのはわかっています、まずZepp公演を叶えたい。2017年にSUPER FANTASYに入ったときと今も同じ思いです。大きな舞台に立ちたい。絶対に成長するのでずっと僕たちのことみててください、お願いします!まだまだ続いていくSUPER FANTASY、応援をよろしくお願いします!最後みんな音楽で幸せになりましょう!」
強い気持ちと決意に会場のファンらは目頭を抑えるものも。
そして最後の曲は「ROMEO and JULIET(ロミオとジュリエット)」より。憎しみ合っていた両国が二人の想いによってついに和解することになり、ロミオの国外追放も解けて国に戻ることになった日、ロミオがジュリエットに宛てたラブレターをテーマにした「Loveletter -ROMEO and JULIET-」で締め括った。
3つの物語を通じてSUPER FANTASYの世界観でたっぷりと会場を魅了し、会場とメンバーの絆も感じられる時間となった。
会場にいるすべての人がプリンセスになれるSUPER FANTASYのステージ。
ひとつひとつ着実に成長し続けるSUPER FANTASY。
今後もさらなる活躍が期待できそうだ!
取材・テキスト・photo:AaruTakahashi( https://www.instagram.com/aarutakahashi/ )
【公式サイト、SNS】
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https://twitter.com/superfantasy_fv ( @superfantasy_fv )
https://www.youtube.com/@SUPERFANTASY
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【SUPER FANTASYとは?】
おとぎ話の世界に飛び込んでハッピーエンドを迎えにいく、全く新しいエンターテインメントプロジェクト。
2017年2月にデビューし、毎週日曜日に赤坂の専用劇場にて定期ライブを行う。
2018年にはオリコンインディーズ年間ランキングで20位にランクされ、2019年3月には自身の史上最大規模となるZepp DiverCityでの単独ライブを成功させる。コロナ禍でメンバーが欠けたが、残った3名で体制を立て直し2023年10月から満を持して4th Seasonをスタートし今後更なる飛躍が期待される。
THE HEROES、THE VILLAINS、そしてSUPER FANTASY。
異なる3つの音楽に導かれ、あなたも今おとぎ話の世界へ。
【SUPER FANTASY】
THE HEROES from SUPER FANTASY
・TSUBASA(つばさ):アクロバットラッパー|3月6日生まれ
・RUKA(るか):パフォーマー|8月17日生まれ
THE VILLAINS from SUPER FANTASY
・HAKU(はく):メインボーカル|12月30日生まれ
・YUTO(ゆうと):パフォーマー|5月30日生まれ
・RYOGA(りょうが):アクロバットパフォーマー|1月1日生まれ
・YAMATO(やまと):パフォーマー|6月23日生まれ