韓国4人組ボーイズグループAB6IX待望の日本初コンサートツアー「2023 AB6IX WORLD TOUR “THE FUTURE” in JAPAN」が盛況、熱い未来を約束する!

日本初のコンサートツアーの中から東京公演のレポートをお届け!

(c) BRANDNEW MUSIC(c) BRANDNEW MUSIC

デビュー4周年を迎えた韓国の4人組ボーイズグループAB6IX(エイビーシックス)。5月27・28日のソウルを皮切りに始まった「2023 AB6IX WORLD TOUR “THE FUTURE”」。彼らにとって海外初となるコンサートツアーで、7月15日のマカオ、大阪、東京を経て、北米をも席巻予定だ。ファン待望の日本初コンサートとなる東京公演は8月12日、Zepp Haneda(TOKYO)で開催された。

ABNEW(ファン名)で埋め尽くされた会場に、最新ミニアルバム『THE FUTURE IS OURS:LOST』のタイトル曲「LOSER」が流れると、AB6IXのペンライト、赤く輝くイェッポンを振りながらABNEWたちが大合唱。会場が暗転し黒い衣装に身を包んだ4人が現れると悲鳴のような大歓声があがった。

ウジンのラップから始まる「Resonance」、日本語バージョンの「SAVIOR」、「ABSOLUTE」と高揚感のある人気曲を畳み掛けるように続け、圧倒的なパフォーマンスで会場を盛り上げた。MCでは「コンサートタイトルにあるフューチャーのようにABNEWに僕たちの未来をお見せしたい。コロナ禍で果たせなかった初コンサートを、メンバーと事務所のスタッフと一緒にたくさん準備してきたので、心から楽しんで帰ってください。」とデフィ。「日本だけでお見せするステージもあるので期待して!」とドンヒョン。ライブへの熱い思いを打ち明けた。

 

続くステージでは、デフィが作詞・作曲したキャッチーでソウルフルな人気曲「BLOOM」を南国の花の映像をバックに披露、大きな掛け声が会場に響くヒット曲「CLOSE」を表情豊かに続け会場の熱気も上がる。MCでは、デビューして4年、なかなか日本のABNEWと会えなかったが、ファンミーティングやイベントでの楽しかった記憶に残るエピソードを披露した。日本語が堪能なウンは、「タワーレコードでのサイン会が面白かった。日本語のテストみたいで間違えたらどうしようとか(笑)」と笑いを誘い、「みなさん一緒に歌いましょう!」と、日本スペシャルステージの「ROSE」に繋いだ。レトロポップな人気曲「Sugarcoat」と、日本だけの何か特別なものを準備したかったという、ヒット曲「CHERRY」も日本語バージョンで。

続くMCでは、今回の来日で「THE KLOBAL LIVE 2023」「KANSAI COLLECTION 2023 AUTUMN&WINTER」など意味のある長い滞在を経て、コンサートツアーの大阪公演からの移動で乗った、人生初の新幹線体験のトークで和む。「車内販売については、釜山とソウルを行ったり来たりしていた僕が一番詳しい」と、ウジンが新幹線の車内販売の話をするも、「もっと面白く伝えられたのにな」と悔しがって笑いを誘った。

ウジンが作詞し思い入れがあるという「PARACHUTE」のステージの後、白いドレスシャツ黒のボトムスのシックな衣装で再び舞台に登場した4人。イントレ上、左手にウジン、右手にデフィ、舞台左にウン、右にドンヒョン。「NOTHING WITHOUT YOU」「A LONG WINTER」「Sucker for your love Part.2」とバラードを三曲しっとりと伸びやかな歌声で聴かせた。「NOTHING WITHOUT YOU」は、ウジンも思ったより上手く歌えたとご満悦で、「ラッパーでなくボーカルで!」と他のメンバーも絶賛。続く、「Crow」「UMBRELLA」「LOSER」「MIRROR」の彼らならではのクールなパフォーマンスで魅了した。「UMBRELLA」では、イェッポンがブルーに輝いたのも美しく印象的だった。そして、ミラーボールの幻想的な光の中、ラストにふさわしいABNEWとの大合唱「ENCORE」で感動的なステージの幕を閉じた。

もちろん大きなアンコールの声を受け再びステージに上がった彼らは、キラーチューンの「RED UP」をエネルギッシュにパフォーム、銀テープが舞う。さらに「BE THERE」を続け会場を揺らした。最後はABNEW達とコミュニケーションをとりながら盛り上がるポップな「1,2,3」で、割れるとカラフルな紙吹雪が舞う、いくつもの大きな赤いバルーンが会場を飛び交った。バルーンが、シャボン玉マシーンやハンディカメラを手にしたメンバーと会場をつなぎ大盛り上がり。デフィが舞台下に降りたかと思うと、ハイテンションなウンに続いてドンヒョンも客席後方や2階席まで縦横無尽に駆け回り、会場の興奮はマックスに。4人は感無量のステージの感想を述べ、手に手を取って挨拶し幕を閉じた。メンバー全員が才能あふれるアーティストで、エネルギーに満ち、ファンとの結束やツアータイトルのように未来への決意が伝わる東京での初ステージだった。最後にメンバーひとりひとりからの日本語の直筆メッセージ映像が流れ、日本でのさらなる旺盛な活動をファンに約束した。

なお、このライブの模様はMUSIC ON! TVで9月27日(水)23:00より独占放送予定だ。

ライター/桂まり

  • 公演概要

2023 AB6IX WORLD TOUR [THE FUTURE] in JAPAN

<大阪>

2023年8月10日(木) 18:00 開場 / 19:00 開演

Zepp Osaka Bayside

<東京> 

2023年8月12日(土) 16:00 開場 / 17:00 開演

Zepp Haneda(TOKYO)

[AB6IX JAPAN OFFICIAL SITE]

https://www.ab6ix.jp

 

  • プロフィール

(c) BRANDNEW MUSIC(c) BRANDNEW MUSIC

2019年に1st MINI ALBUM 「B:COMPLETE」でデビューしたチョン・ウン、キム・ドンヒョン、パク・ウジン、イ・デフィで構成された4人組のボーイズグループ。全メンバーが作詞、作曲、プロデュースを手掛けるアーティストとして、アルバムごとに多彩なジャンルの音楽を披露し、目覚ましい成長を成し遂げている。さらにグループ活動の他、俳優やラジオDJ、他アーティストのプロデュースなど幅広く活躍中だ。

2021年11月にはMINI ALBUM 「ABSOLUTE 6IX」で日本デビューを果たし、2023年5月10日に日本で発売されたシングル「Fly Away」は、フジテレビ系アニメ「逃走中 グレートミッション」のエンディングテーマ曲になり話題となっている。現在、最新アルバム「THE FUTURE IS OURS : LOST」が好評販売中だ。

最新情報をチェックしよう!