【オリジナルレポ】Tay-New(テイニュー) 笑いあり、胸キュンあり! ユーモアセンスが炸裂!〜タイフェス ファンミーティング〜

510日(金)、東京・山野ホールにてタイの人気俳優Tay-Newのファンミーティングが開催され、歌やとーク、ゲームなどをしてファンとの特別な時間を過ごした。

今回のファンミーティングは、59日から12日の4日間、東京代々木公園や山野ホールにて開催された「第24回タイフェスティバル東京」の一環で、前日にはOff-Gunのファンミーティングも開催された。本記事では昼公演をレポートする。

会場にピアノの優美な音色が響くと、ドラマ「Cherry MagicOSTLoudest Love」のメロディに、心を躍らせるファンたち。そして、ステージにTay-Newが姿を現すと、割れんばかりの歓声が沸き起こった。2人が肩を組んだり、TayNewの腰に手をまわしたりする度に、会場からは悲鳴のような声が上り、オープニングからファンをキュンキュンさせる。

ファンの大きな拍手を受けながら、Tayが「ありがとうございます」と日本語であいさつすると、前日のOff-Gunのファンミーティングでも司会を務めたタイで活躍中の日本人タレントRyotaの司会進行のもと、2人の自己紹介が行われた。

「僕はTayです」、「僕はNewでーす」と日本語であいさつすると、大きな拍手が沸き起こり、2人の「せーの」という掛け声で、チャッチャチャチャと拍手がきれいに止まり、「笑っていいとも」現象に驚く2人。すると、タイではこうやるんだよとTayがタイスタイルをファンにレクチャーし、日本よりも長いチャッチャチャチャチャ チャチャッチャチャッチャで拍手を止めることに。実際、このオープニングトークは、「笑っていいとも」の日本文化を紹介する程度で終わる部分ではあったが、楽しくなった2人は何度もチャレンジして一向に進まず。やっと話が進んだと思いきや、自然と起きた拍手に対しても「せーの」と言えばお客さんがやってくれると思ったNewが手を叩く準備をするが、Ryotaに「もう終わったよ」と優しく否定され、残念そうな表情を浮かべる。すると、Tayが「(拍手の絞めは)どんな時に使うんですか? いつでも使えるんですか? 焼肉している途中に『せーの』って言ってもやるんですか?」と、また拍手の話に戻ってしまい、なかなか進まない状況にRyotaもてんてこまい。

やっと、椅子に座ってのトークになると、Tayが日本語で「椅子、座る」と言って、会場から大きな拍手が。Newも日本語に挑戦しようとするが、「すばる」と可愛い間違いをして、ファンを笑わせていた。

「タイフェスティバル東京」にタイ代表として参加することになった意気込みを聞かれると、Newは「とてもうれしいです。毎年あるタイフェスティバルに僕らを呼んでくれてうれしいです」と語る。Tayは「長くなるけど、よく聞いてね」とRyotaに念押しし、「普段はGMMTVのメンバーと一緒にくることがあるのですが、今回はタイのいろんなアーティストが参加する中で僕たちが参加することになったので緊張しています」とコメントした。

日本のファンの印象について、Tayは「日本のファンは笑顔が素敵で、心があたたかい気持ちになります」と話すと、自分が長く話していることが気になってRyotaの顔色をうかがうが、Ryotaが気にしないで進めるよう促すと、Tayは続けて「会うたびにカードでも細部にこだわって作ってくれるので、ものすごくうれしいです」と感謝の気持ちを伝える。そして、自分の言葉を日本語に訳してくれたRyotaに対しても、「素晴らしい」と日本語で伝え、Ryotaにも大きな拍手が送られた。

まだまだ聞きたいことはあったようだが、最初のオープニングトークで時間を取ってしまい、トークコーナーは短めに終了。

続いて、ゲームコーナーへ。一つ目のゲームは「以心伝心ゲーム」。とある質問に対して、2人の答えが同じなら成功というもの。「2人でまた行きたいところは?」という質問では、Newは日光、TayJapanと回答。同じ回答ではなかったものの、頭のキレるTayは「日光は日本にあるから同じ!」と言ってポイントゲット。「Tayがハマっているものは?」という質問には、2人で「ポケモン」と言って成功。Tayはずっとチコリータを「チコ、チコ」言っているようで、ここでTayが「タイ語でチコって意味わかりますか? 不良っていう意味なんです。でも、日本でチコリータだと可愛いけど、タイでは不良」と、タイ語のプチ情報を教えてくれた。「2人で旅行に行くならどこで何をしたい?」という質問に、Newはキャンプ、Tayは焼肉と回答。ここでもTayが「キャンプで焼肉するから同じ! ワンポイント!」と言って成功に無理やりもっていき、一つ目のゲームは成功に終わる。

2つ目は、「ミッションクリア」というゲームで、一つ目のミッションは風船割。ハグをして30秒以内に風船を割ることができれば成功ということが説明されると、Newが「RyotaTayがやればいいじゃん」とやりたくなさそうに押し付ける。そんな中、Newは怖がりながらも、Tayの間に風船を挟んで思いっきりハグをし、2人の力強いハグで風船はあっという間に割れてしまう。一瞬で終わってしまったため、物足りないということでもう一回やることになるが、Newは「こわい」と呟く中、Tayは生き生きした表情で風船を受け取る。Newが怖がっているため、TayNewの背中からバックハグするように風船を割ろうとするが、なかなか割れなかったため、向き合ってハグをして無事に風船を割り終えた。

2つ目のミッションは、箸にピンポン玉を乗せて落とさずにステージを端から端まで歩いてUターンをしてスタート地点に戻ってくるというもの。Newは箸にバランスよくピンポン玉を乗せて、余裕で歩くことができるが、Tayはなかなかバランスが取れずに静止状態。しかし、本番になると足早で進む余裕のNewに、Tay頑張ってNewについていき、ピンポン玉を一度も落とさずに大成功。ミッションはここで終わりだが、Newは箸でピンポン玉をポンポンと上に上げられるくらいの余裕を見せる。そのうち、落ちてしまったピンポン玉を箸でラケットのようにして打って飛ばそうとするが、転げたピンポン玉をキャッチしたTayNewにぽーんと高く投げると、なぜかNewはそれを口で受け止めようとして失敗に終わる。NewTayに「なにしてるんだよ(笑)」という感じで肩を叩かれていたが、こんなカオスな状況にRyotaも「自由か!」とツッコみ、ファンも笑いが止まらなかった。

最後のミッションは、マシュマロキャッチ。ここでも普通に行わないのがTay-NewTayは自分はトレーナーでNewがアザラシになってマシュマロをキャッチすると説明。アザラシのNewが床に寝そべって上体だけを起こすと、即席のアザラシショーへ。マシュマロを持つTayが客席にあいさつをしてから、アザラシのNewにポーンとマシュマロを投げる。Newの口に一瞬入りそうになったが、そのまま跳ねてしまい失敗。2回目にマシュマロを投げると、Newアザラシの口にパクっと入り大成功! テンションが高まったTayはお客さんにやりたいと言い出したが、自分で言っておきながらさすがにダメだと思い、すぐに謝る場面も。そして、自分がマシュマロを受け止めることに集中すると、自分はダチョウだと言って、手で口ばしと尾っぽを表現して構える。一方、トレーナーのNewの目は真剣そのもの。「スリー、ツー、ワン」の合図で、マシュマロを飛ばそうとするNewは、なぜか片足を上げて、その下からマシュマロを剛速球で投げて秒で失敗に終わる。ひとまず笑いを取ってから、2回目の送球ではマシュマロを上に飛ばすと、ダチョウのTayが見事にキャッチ! 2人の即席ショーで、会場を大いに盛り上げた。

ゲームをすべて終わらせ、結果を見てみると8ポイントを獲得したため、罰ゲームはおあずけ。すると、会場から「えー!」という声が上り、とりあえず罰ゲームの映像を見てみることに。ポケモンダンスの映像が流れ、それを見たTayは「僕たちは勝ったからお客さんがやって」と言うが、みんなで一緒にやることになり、Tay-Newの可愛いダンスを披露してファンの心を満たした。

笑いの絶えないコーナーの次は、ソロステージの時間へ。Tayはドラマ「Cherry MagicOSTソロ曲Voice Within」を優しい歌声で、NewKristの「Call Me」を心地よい低音ボイスで歌い、会場を陶酔へと誘う。

2人の歌声に大きな拍手が送られると、ここぞとばかりにNewが「せーの」と言って、チャッチャチャチャと拍手を止めて、満足そうな表情を浮かべる。Tayも「タイスタイル!」と言って拍手をし、これもきれいに揃うと、2人とも大満足親指を立てて喜んでいた。

イベントの後半は、ファンの悩みを解決するコーナーへ。Tayがボックスから一つ取り出して紙を広げると、文章を見て「おー!」とリアクション。理解したと思いきや、「日本語ぉー」と言ってすぐにRyotaに「読めないよね」とツッコまれ、息ぴったりのボケとツッコミに会場をも大爆笑。お悩みは「18歳の娘が母親に構ってもらえず推し(Tay-New)に嫉妬しています。Tay-Newなら娘にどんな言葉をかけますか?」というものTayは「娘さんを連れて来て僕らに会わせてください。そうすれば、娘さんに僕らも元気をあげて、僕らも元気をもらえばウィンウィンで良いんじゃないですか。もし娘さんを連れて来られなくても、お母さんがイベントに参加して元気をもらって家に帰れば娘さんも機嫌の良いお母さんを見て問題ないですよ」とアドバイス。Newは「嫉妬しないでいいよ。2人をごはんに連れて行くから。でも、今度はお父さんが嫉妬しますね(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。続いて、Newがボックスから一枚引くと、「あ~」と言って、Ryotaに子犬のようなウルウルの目をして日本語で書かれた紙を渡し、その姿にファンも胸キュンが止まらない。

「イライラした時の解消法」について聞かれると、Newが「Tayはよくイライラするんです」と暴露し、Tayがすぐに否定。Tayは「僕はイライラしたことがないけど、Newはしょっちゅうイライラしているよ」と、逆に暴露されてしまい墓穴を掘るNew。ここで、解消法を見せてあげると、Tay-Newの寸劇が始まった。怒ってイライラしている役をNewが演じ、怒りを爆発させているNewTayが「落ち着いて」と言葉をかける。しかし、Newは余計ヒートアップして怒り出し、イライラしている人に「落ち着いて」という言葉をかけたら余計イライラさせてしまうというダメなシチュエーションを演じてくれた。ということで、良いアドバイス方法を見せると言って、またもや2人の寸劇がスタート。Newが怒り始めると、愚痴を聞いたTayは、Newよりも興奮気味に怒り出し、それを見たNewが「もういいよ」と止めに入ってNewのイライラを止めることに成功。イライラしている人よりも高いテンションで怒れば、最初にイライラしていた方の気持ちも落ち着いてくるという解決法を紹介してくれた。実は実際に同じような状況があったようで、Newが運転している時に、運転の荒い人が割り込みしてきたことがあり、Newがイライラしてしまったそうだ。その時、Tayが「落ち着いて」と声をかけたら、Newがさらに興奮気味に怒りだしたので、Tayは「そうだよな! あいつが悪いんだよな!」とNewよりも怒りを露わにして言ったら、Newの怒りが落ち着いたという経験談を話してくれた。

さまざまな悩みを解決していく中、Tay-Newのマイペースぶりは続き、「良かった」という日本語を覚えたNewは、Tayがファンの悩みが書かれた紙をRyotaに渡さずに通訳さんに渡すボケをかますと、その状況を見たNewは意味もなく「よかったー!」とうれしそうに連呼。不思議ワールドに会場を巻き込むと、今度はTayが「それ(日本語)読める」と言ってRyotaのそばにいき、Ryota2人のペースに慣れたのか、Tayの真後ろに立ってマイクを通さずにTayに日本語を伝え、それをTayが聞いた通りに日本語で読むという、コントのような展開を繰り広げる。Tayだけで終わるはずもなく、Newの時も腹話術氏と可したRyotaNewの後ろに立って日本語で読ませ、2人を大満足させていた。

悩み相談のコーナーを終えると、ミニQ&Aの時間へ。お互いの好きなところを聞かれると、照れ隠しなのか、TayNewの足や肩を指して、「ここ? ここ?」とボケつつも、Tayは「僕らは仕事をして長いんですけど、最初は合わないところがあったのですが、お互いに自分のエゴを変えていってお互いによくなるようにしていって今はすごくいい関係です。というのも、Newは相手のために性格を変えていくような受け入れるタイプではなかったのですが、僕と出会ってから変えていくようになり、そういったところが好きなところです」と答えた。NewはTayを上から下まで見ると、「ロエベを着ているところ」と話し、またもや会場の笑いを誘った。

ファンから「Cherry Magic」の裏話を聞きたいという質問がくると、Newは「Achi役はNewが演じていたと思っていると思いますが、違う人が演じているんです。シークレットです」と答え、会場を笑わせるが、これを聞いたTayも初耳という表情で驚きつつ、「しー、秘密だよ」と言ってNewのボケに乗り、2人のユーモアあふれる掛け合いでファンを笑わせ続けた。

イベントもそろそろ終わりの時間へ。記念にファンをバックに写真撮影することになり、Ryotaに教えてもらった日本語でNewは「俺と写真撮らないか?」、Tayは「俺と写真撮ろうぜ」と言い、笑いだけでなくときめきもファンに届け、ファンを喜ばせた。

イベントを振り返り、Tayは「みなさん、来てくれて本当にありがとうございます。笑顔になってくれてありがとうございます。僕たちは皆さんの笑顔からたくさんのエナジーをもらっています。見慣れた顔もあって、皆さんのことは覚えています。本当にありがとう」、Newは「Tayも言っていた通り、見慣れた顔もあって、ちゃんと覚えています。本当に来てくれてありがとう。来てくれることでエナジーをもらえるし、僕らも皆さんにエナジーを与えられたらなと思います。ありがとうございました」と感想を伝え、最後はPARADOXの「Say it again」を2人で披露。口ずさみたくなるポップ・ロックなナンバーで会場を盛り上げ、イベントの最初から最後まで笑顔の絶えないTay-Newの魅力が詰まったファンミーティングは、大盛況のうちに幕を閉じた。

本編終了後には、ファンと団体写真撮影やVIP席のファンとの3ショット撮影などが行われ、ファンとのふれあいを楽しんだ。

取材・テキスト・photoZackey

 

 

Profile

Tay(テイ)タワン・ウィホクラット 生年月日:1991720

New(ニュー)ティティプーン・テーシャアパイクン 生年月日:1993130

 

 

第24回タイフェスティバル東京

https://thaifes.jp/

タイフェスティバル東京 は、在京タイ王国大使館主催のもと、タイの果物、物産の広報活動や、日本やタイのアーティストによるスポーツ、舞踊、楽器、音楽などをステージ上で披露するなど、タイ文化のPR活動の役目を担っています。現在では、来場者数が約30万~35万人と、東京都内で行われる国際イベントにおいて有数の集客力を誇るイベントとなっている。

【主催】 第24回タイフェスティバル東京実行委員会  【後援】 外務省

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