【オリジナル取材】TVING・ディズニープラス提携に伴う記者発表会

2025114日、都内某所において「TVING・ディズニープラス提携に伴う記者発表会」が開催された。

今回、ディズニープラスと韓国の動画配信サービスTVINGが提携し、日本市場に初上陸することが決定。これにより、TVINGが制作する多彩なオリジナル作品をはじめとした物語の数々を、ディズニープラスを通じて日本でも楽しめるようになる。

会にさきがけ、ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長兼マネージング・ディレクター 日色 保氏が各所に感謝をのべ、今回のダッグについての展望や喜びを伝えた。特に韓国ドラマの人気を牽引する若者世代により魅力的な作品を届けられること、さらに「物語には文化や人々を繋ぐ力があると信じている。全ての世代のみなさんが物語に出逢える場所を提供していく。」という確信を宣言した。

続いて、TVING CEO ジュリー・チョイ 氏はディズニープラスを「最高の提携」とし、「最高レベルのKドラマを届けられるようにしていく。日本のみなさんにより身近で楽しいコンテンツをお届けします。新しい喜びと感動を伝えていく」という強い志を示した。

お互いをパートナーとして選んだ決め手については、「TVING は韓国国内で最も成長著しいプラットホーム、さらにCJEMMの魅力あるコンテンツを所有している。共感性の高いコンテンツを作るのに長けている。最適なパートナーだと判断した。(日色)」「わたしたちが持っている良質なコンテンツをより多くの肩にお届けするのが重要。ディズニープラスと一緒にすることでTVING のブランド力も強化するよい機会だと思った。(ジュリー)」

また、海外展開は今回の日本が初。ディズニープラスに加入していれば、TVINGのコンテンツを独占的に視聴することができる。

さらに1030日に解禁となった「親愛なるX」のイ・ウンボク監督、チン・ヒョク氏、オ・グァンヒ氏、イ・ヘヨン、4人のクリエイター陣によるトークセッションも行われた。(記事は一部抜粋)

ーー「トッケビ」などが日本でも愛された秘訣は?

イ・ウンボク:日本の視聴者のみなさまの見る目があったからではないでしょうか(笑)アジア的な価値を重要に思っている。男女ロマンスにかかわらず、他人への配慮、善悪問題、さままな価値について考えさせるということがKドラマにある。

ーー「魔物」を日本チームと一緒に制作した際の、日本とのシナジーや共通点は?

チン・ヒョク:現場でのたべものがとてもおいしかった。うなぎのお弁当と日本のスタッフのなみさんと現場で座って食べたのがとてもおいしかった。このように一緒の味覚の感覚をもっているというようなわたしたちは感性でも共通点があるとかんじた。

ーー視聴者に深い共感をあたえる公式は?

オ・グァンヒ:それがあればわたしも知りたいです(笑)キャラクターに関する研究の時間をもつ。どんなキャラクターならば視聴者に共感をあたえるか。キャラクター同士がどのように出会っていくか、キャラクターが優れていれば出会うだけでもストーリーになる。視聴者にとってどうしたら好感をもってもらえるかについて、コメディの要素をいれていくようにしている。どこかでみたような設定でも少しでも新しい要素を少しでもいれれば新しく感じる、というところをベースに設定している。

ーー多様なジャンルで成功をする要素は

イ・ヘヨン:面白いと感じる物語を脚本化することに忠実にやってきた。「涙の女王」「暴君」は、もっとも愛される要素であるラブコメ、これが幅広く視聴者を獲得した。家族の関係、お互いを救い合うなど。一番大事なのは展開するプラットホーム。プラットホームとのパートナーシップが大事だと思います。

 

など、それぞれの代表作品についても語る貴重な機会となった。

 

オフィシャルリリース↓

ディズニープラスが韓国のエンターテインメント企業CJ ENMとコンテンツパートナーシップを締結し、TVINGの代表作を日本で配信

 

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