2025年11月24日、都内某所にて、栄養学の先進国であるアメリカ生まれのサプリメント「ネイチャーメイド」を販売する大塚製薬が、体づくりと栄養について考える「バルクサミット」 を開催した。「バルクサミット」には、お笑い芸人として活躍する傍ら、体づくりやジム経営にも取り組むマヂカルラブリーの野田クリスタル、トレーニング×栄養指導のプロフェッショナルであるオフィシャルアドバイザー・KENTO、そしてフィジーク日本チャンプでネイチャーメイドオフィシャルアンバサダーを務める久野圭一が登壇。勤労感謝の日にちなみ、スーツ姿で登場した後、ジャケットを脱いでタンクトップ姿になり、鍛え上げられた肉体美を披露。日々のトレーニング習慣や営業・ビジネスへの活かし方など、多角的な視点でトークを展開した。
トークイベントの前には、ブランド概要と今回のイベント趣旨について、大塚製薬 製品部 ネイチャーメイド担当の根本諒氏が説明。「ネイチャーメイドは1971年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したサプリメントブランドで、創設者は薬剤師。薬だけでは人々のウェルネスを十分に支えられない」という課題意識から、必要な栄養素を自然なかたちで摂れるサプリメントの開発が始まったという。1993年からは、大塚製薬からネイチャーメイド製品の日本国内での販売が開始され、ビタミン・ミネラルを中心に幅広いラインナップがあり、時代やライフスタイルに合わせた栄養価値を提供している。
また日本では高齢化に伴い医療費増加や社会保障の持続可能性が課題となっている中、「栄養とトレーニングの両立」が生活機能維持に重要であると強調。しかし実際は自己流の運動や不確かな栄養情報が多く、正しい実践が広がっていないという背景を説明した。
こうした課題に対し、同社はプロトレーナーと連携し、日常の栄養とトレーニングの重要性を伝える活動を継続している。近年ではトレーニングが“体力づくり”だけでなく、ビジネスパフォーマンス向上の観点からも注目されており、健康リテラシーの高いビジネスパーソンが増えていることにも触れた。
最後に根本氏は、「筋肉の日を祝うイベントではなく、あくまで“健康的な体づくり”を目的としたもの。多くの方にトレーニングや栄養に興味を持っていただくきっかけになれば」と述べた。
そしていよいよ“筋肉談義”の時間に突入。野田クリスタル、久野圭一、KENTOがスーツ姿でウォーキングスクワットをしながら登場すると、大きな拍手と笑いに包まれた。
そして、「ここだけは誰にも負けない」という自信のある筋肉をアピールしながらの自己紹介へ。野田は「大胸筋と(上腕)三頭(筋)ですかね。お尻の形になりやすい、三頭と胸を頑張っております」とアピール。司会者に、「去年に比べて大きくなっているような気がします」と褒められると、「日々でかくなっております! 周りにいる青木マッチョとか大きい人が多いので小さく思われがちですが、日々でかくなっています」と自信満々に答えた。
続いて久野が「自信があるのは大胸筋です」と言いながらジャケットを脱いで分厚い胸板を披露すると、野田からは「とんでもない大胸筋!」と驚きの声が。KENTOは「伝わりにくいんですけど、ふくらはぎです」と、他の2人とは違うポイントを挙げた。
ウォーキングスクワットの登場について聞かれた野田は、「初めてですし、なんでやったんだろう…」と疑問を口にしつつも、「全員がきれいにお尻をまっすぐにして下ろしながら登場できた」と満足気。
また、野田の筋肉について聞かれた久野は「腕が太いですよね。腕を下ろしているのにも関わらず二頭筋が隆起している。腕が強い方なのかなと思いました」とコメント。KENTOが「洋服を着ていて表からだと伝わらないかもしれませんが、横から見ていて背中の張り出しが気になっていて、もしかしたらデッドリフトをやられているのかな」と感心すると、野田は「そうなんです。常にお尻を鍛えているので。いつも腕の方を見られがちですが、本当はお尻の筋肉を見せたいです」とさらに筋肉をアピールした。
ネイチャーメイドでは、筋肉と食事をテーマに、栄養を疑へというメッセージを掲げている。体づくりの中で食事の大切さを意識し始めた時期について聞かれると、久野は高校・大学時代に空手をしていたが、練習後はピリ辛豚骨ねぎラーメンを食べることがご褒美で、当時は食事をあまり気にしていなかったと回想。「効率を考えるともったいなかった。タンパク質やミネラルをとっていた方が良かったんですよね」と語った。その後、本を読んで栄養を学び、食事を意識するようになってからパフォーマンスも向上したという。
KENTOは、元々喘息やアトピーがある体質だったが、高校卒業後に栄養学と出会い、自分の体で試しながら食事を研究。その結果、以降一度も病院にも行っていないと話した。
野田は好き嫌いが多く、栄養の偏りがちだったという。「僕みたいな栄養に偏りがある人にはサプリメントが非常に助かります」と、サプリメントで補うようになったという。また、特にダイエットの食事について「ダイエットは食事が7割重要。ただ知識がない人は食べないでダイエットをしようとする。だが、食べないは不正解。食べて痩せるためには栄養を考えなければならないが、それを解決してくれるのがサプリメント」と力説した。
ここからは、「野田クリスタルの筋肉年表」を振り返るパートへ。178cmで体重58kgの“ガリガリ芸人”だった野田が、筋肉芸人へと変貌するまでの軌跡を辿った。筋トレのきっかけは「俺はこのまま人生でダンクをしないのか?」という素朴な疑問から。「本気でジャンプの練習をすれば、いつかダンクができるのでは」と考え、そこからジムに通い始め、重いものを持ってスクワットをすれば良いのではないかという独自のトレーニングを開始。しかし結果はジャンプ力よりも筋肉が増えたという。その後は海外の専門書を自ら翻訳しながらトレーニングを研究し、ジャンプ力向上に必要な筋肉を徹底的に鍛え上げ、なんと20cmのジャンプ力アップを達成。トレーニング開始から約3年で本当にダンクができるようになったと明かした。
2020年には、体重は90kgとなっており、さらに本業ではR-1とM-1のW優勝。その当時を振り返り、「この頃はなんでも持ち上げられると思った。俺に持ち上げられないものはないと思ってたくらいとにかく強かった。2トントラックを引っ張ったりしていました。とにかく、強くありたいとトレーニングをした」と語った。
2021年に「クリスタルジム」を立ち上げた理由については、「健康管理をする芸人が増えたのと、マッチョの新しい就職先が吉本興業になっていて(笑)。その状況を見て僕は予感をしました。マッチョ芸人が教えるジムがあったら面白くなるんじゃないかと思って」と起業の背景を説明した。
2024年にはドラマ「推しの子」実写版で覆面トレ系YouTuberのぴえヨン役を担当し、2~3か月で10kgの減量に成功。撮影後に久々に食べたこってり系ラーメンは「舌が敏感になっていて、いつもの何倍も美味しく感じた」と、その感動を振り返った。
そして、野田クリスタルは11月28日に39歳の誕生日を迎えた野田。抱負を聞かれると、「40歳になっても50歳になっても、人はマッチョでいられると。ずっと健康でい続けることが抱負です」と語った。
一問三答のコーナーでは、ビジネスエリート約300人に「仕事で高いパフォーマンスを発揮するために日頃どんな取り組みをしていますか」というアンケートで、40%が筋トレや栄養管理をしていることが判明した。読書や人脈作りよりも、筋トレと栄養管理が重視され、できるビジネスパーソンの新常識になっている。
クリスタルジムを運営している野田は、「筋トレは人脈作りにもつながります。トレーニングの話をし始めると一生終わりません。食べているものやトレーニングについてずっと話が尽きないです。とにかく情報が欲しいんです」と語り、“できるビジネスパーソンは筋トレと栄養でできている”というメッセージを強調した。
「体作りを始めたことによる環境の変化は?」という質問に、野田はフリップに「ともだちができた」と回答。体づくりを始める前は楽屋が静かだったが、今ではトレーニングやジムの話題で盛り上がるようになったという。「ジムが部活みたいになって、いま青春やっています」と目を輝かせた。
久野は「人生の軸が出来る!」と回答。「野田さんと共感する部分があります。僕も内気な性格で、興味がないこと以外は話さなかったんですけど、トレーニングに出会ってからいろんな人と繋がれるようになり、仕事もうまくいくという良い循環が生まれました」と明かした。続いて、KENTOは「健康」と答え、「トレーニングと栄養管理を始めてから病院に行くことがなくなりました。体調を崩したことがない」と語った。
「隙間時間にできる筋トレは?」について聞かれると、野田はカバンを持血ながら肘を固定して上げ下げする「カバンアームカール」を紹介。久野は信号待ちの時に足に力を入れて行うトレーニングを勧めた。KENTOは、昼食後にコーヒーを飲み10~15分仮眠をとる「コーヒーナップ」を挙げた。
「忙しくてもこれだけは欠かさずに摂るようにしているもの」では、野田は「糖質、ミネラル、タンパク質、水溶性ビタミン、カフェイン」をあげ、久野は「タンパク質とマルチビタミン」。KENTOは「ビタミンミネラル+クレアチン」を挙げた。
最後に「みなさんにとって筋トレとは?」と問われると、野田は「青春」と回答。「アオハルです。部活みたいな感じで楽しいし、こういうイベントでレジェンドの方々とご一緒できることもありがたいですし、繋がりを一番感じました」と語った。久野は「家族」と答え、「家族って切っても切れない存在。時に疎遠になったり、長く一緒にいたり。筋トレは人生にとってなくてはならないもの」と説明。KENTOは「生命維持装置」と回答し、「トレーニングをする時間が決まっていることで、一日の生活リズムが整うから」と語った。
ネイチャーメイドオフィシャルサポーター18名とのフォトセッションを終えた後、野田クリスタルの質疑応答が行われた。イベントに参加した感想を聞かれると、野田は「マッチョ芸人を代表してここに立っている。これまでマッチョ芸人がいる中、頂に立っているのだと実感しました。ありがとうございました」とコメント。
筋肉とお笑いのバランスについて聞かれると、「筋肉イコールお笑い。バランスを取るまでもない。存在だけでもお笑いになっている」と力強く語った。
2025年を表す漢字を聞かれると「美」を選び、「本を出したり、カウントダウンライブをやったりして、筋肉のセクシーさを出すことが多かったので『美』にしました」と述べた。
最後に「勤労感謝の休日にちなみ、長期休暇取れたら?」という質問には、「ずっと妄想していることですね。突然の休みが欲しくて。そんな日が欲しくて、そしたら僕はスーパー銭湯かな。やっぱり。一日中スーパー銭湯。今は癒しを求めています」と語った。
取材・テキスト:Zackey
写真:Aaru Takahashi (https://www.instagram.com/aarutakahashi/)