11月24日、オンラインシンポジウムにて、群馬の酒類の地理的表示である「GI利根沼田」は今年1月に利根沼田の日本酒酒蔵４社が国税庁長官から指定を受けた「GI利根沼田」の認定酒7種のお披露目発表を行った。
清酒での登録としては6例目にあたる「GI利根沼田」は4つの日本酒の蔵から構成されており、地元の水や風土を生かした酒造りであることはもちろん、原材料となる米の種類を“雪ほたか、五百万石、コシヒカリ”のいずれかとし、またそれらの産地を利根沼田地域に限定。さらに使用する酵母も地元のもの(群馬KAZE酵母、群馬G2酵母、蔵付き酵母など)だけであることを認めるという、極めて厳しい基準を満たすものだけに認証が与えられるもの。
以下の7酒がお披露目された。
・「シン・ツチダ(雪ほたか)」(蔵付き酵母・雪ほたか)／土田酒造
・「シン・ツチダ(コシヒカリ)」(蔵付き酵母・川場地区コシヒカリ) ／土田酒造
・「MIZUBASHO 雪ほたか 純米大吟醸」(群馬KAZE酵母3号・雪ほたか)／永井酒造
・「MIZUBASHO 雪ほたか Awa Sake」(群馬KAZE酵母3号・雪ほたか)／永井酒造
・「MIZUBASHO 雪ほたか Dessert Sake」(群馬KAZE酵母3号・雪ほたか)／永井酒造
・「左大臣 こしひかり 純米酒」(群馬KAZE酵母2号・白沢地区コシヒカリ) ／大利根酒造
・「トネニシキ コシヒカリ90」(群馬G2酵母・沼田市池田地区コシヒカリ) ／永井本家
シンポジウムでは関東信越国税局長である成田 耕二氏よりご挨拶があったほか、日本ソムリエ協会 会長 田崎 真也氏も登壇、蔵元たちとのディスカッションも実施。
田崎氏のテイスティングコメントやおすすめのペアリングなどの紹介もあるのでこちらをチェック！
http://greencreate.boo.jp/PR/1124.pdf
このGI地理的表示はフランスワインのAOCに相当する基準とのこと、今後の展開にも注目したい。
■「GI 利根沼田」4社■
土田酒造株式会社 代表取締役 土田 祐士： https://tsuchidasake.jp/
永井酒造株式会社 代表取締役 永井 則吉： http://www.nagai-sake.co.jp/
大利根酒造有限会社 代表取締役 阿部 倫典： http://www.sadaijin.co.jp/
株式会社永井本家 代表取締役 永井 寛之： https://www.nagaihonke.co.jp/
【新商品 認定酒セットが】
正式商品名 ：GI利根沼田 認定記念セット
価格 ：66,000円(720ml×6本、500ml×1本 計7本)
税込、桐箱化粧箱入、送料別
販売数 ：88セット(数量限定)
販売開始日 ：2021年11月24日(水)
(商品発送は12月上旬順次発送予定)
