
3/10(金)、20年以上神奈川県内で愛され続ける焼肉店『食彩和牛しげ吉』が発祥の地・大和に新ブランドとして従来の焼肉業態とは少し違ったもつ焼業態『もつ焼しげ吉』をオープンさせる。
これに伴いオープン前日、メディア向け先行試食会を開催。
TOC.pressも参加して参りました。
登壇した株式会社シゲキッチン間宮茂雄代表取締役は、「2003年、『食彩しげ吉』のスタートは大和から。」と始め、やはり新業態も大和からということで今回の『もつ焼しげ吉』のオープンに至った述べた。
20年前から”大和にいいものを安く”をコンセプトにFC3.自社8の計11店舗を展開。
しかし、人材不足と食材(和牛)の高騰で難航も。
ちなみにしげ吉では和牛の場合、肉処理も全て自店でやっているという。
(各店舗で専門スタッフが冷凍せずに新鮮な状態で処理する)
その為、良い物を低コストで提供できるよう、もつ焼き業態を作ることに踏み切った。

鮮度の良いものを手間隙かけてお客様に美味しく食べて貰えるように工夫。
こだわりのメインは3つ
・味噌もつ煮
八丁味噌をベースにコクのある味噌出汁を直前にあわせて最終調理をおこなう
・もつ刺し
レバーなどの生食が禁止になった昨今。お客様のニーズに応えるべく、生ハム加工同じ、塩と低温調理で加工を施す
・もつ串
特別なものをつくらねばならないという思いで、お肉屋さんにヒアリング。大量に余ると言われるシロを沢山仕入れ、煮込んでから油で揚げて焼く、という3手間かけて安いものを美味しく提供。
20~30代の若めの方に向けてお店を作っているため、従来店舗では内装がシックなイメージだが、和モダンを少し採り入れた明るいインテリアに。美味しいもつとお酒でお客様に喜んでもらおうという意図がある。
従来店舗が和牛を使って顧客単価¥5000ほど。しかし、原価率40~45%だが、新業態では客単価¥3500、今までのしげ吉よりも下げ、立地も駅前にかまえた。
創業以来、誰もが聞き覚えのある昭和のグループ歌謡をBGMにしているのもひとつの特徴だ。
フランチャイズを含め、3年で10店舗(今年あと2店舗)。まずは成功例をつくって、5~6年かけてFCを伸ばしていきたいとのこと。
試食会では、自慢のしげ吉串やもつ煮込み、明太ポテトサラダ、ゆずこしょう入り揚げ塩だし豆腐、もつ刺盛り合わせなどが振る舞われた。
低温調理のもつ刺はレバーは特に蕩けるような味わい!むね肉もしっとり美味しかった。
”もつ焼店”が今後どんどんブームとなるかもしれない。



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【もつ焼しげ吉】
神奈川県大和市大和南1-2-9
(小田急線、相鉄線 大和駅から徒歩3分)
営業時間:15:00~23:00
定休日:なし
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