【レポ】5月2日、溝の口エリア初のブルワリー&タップルーム『みぞのくち醸造所』オープン

今年のGWの中、地域の生活圏に根ざした『みぞのくち醸造所』をオープン、「ノクチビアーズ」の販売を開始した。

運営の株式会社ローカルダイニングは2009年スタート。
グローバルダイニングの出身で、尊敬の思いから名の一部をとり、地域密着の店をめざして「ローカルダイニング」とした。

榊原代表取締役は、このコロナで原点回帰した熱い思いを語った。
「コロナ禍でのポイントは2つ
・お客様が喜ぶコンテンツを強める
・出店をドミナントに
と、醸造所でやりたいのがお客様と地域を感じられる事業を展開。溝の口だけで8店舗。
オープンしたGWは想像を遥かに上回る期待を頂き、多くの来店があった。
これから溝の口地域の皆さんとお客様が飲みたいものの声を聞いて盛り上げていきたい。
ノクチビアーズは、溝の口(ノクチ)のみんなで作っていくよ、という元に作られた。
3種(IPA,Pale Ale,Hazy IPA)が定番。
まずは味を固めていき、
畑からとれるフレッシュなものを追加、季節物も追加していく予定」だそうだ。

筆者も試飲会に参加したが、自社に小田原、大井、新松田に農園があり、自然栽培で作ったはっさくを使ったヴァイツェン(白ビール)はフルーティーで飲みやすく、ヨーロッパで飲んだクラフトビールのようだった。

訪問した『みぞのくち醸造所』は地元の不動産屋さんプロデュースのリノベーション建物で、奥はダンススタジオ、2階はコワーキングスペース。

店内の冷蔵庫に並ぶ商品や販売のフードはクラフトマンシップに乗っ取った商品。

たとえば、ホットドッグは麦芽粕を乾燥させたものを自家製パンに仕上げ、ラテンヤマトのソーセージを使用。
人気のピザは普段は通販のみで手に入る。
アフロキャベツ餃子は農家仲間から仕入れている。

地域にとって溝の口らしいものを作りたかったそうで、地域のアイコンになるような施設を目指す。

ブランドマネージャーの斉藤さんは、「お子さん連れで来る地元の方が多いので、今すぐ決まってるものは無いが、来たお子さんたちから『僕らも楽しめるものを作ってください』と言われたのでジュースはタップから飲めるものを設置、農園から仕入れたジュースもラインナップに並べている。
今は外の作り込みを準備中、ゆくゆくはピザ作りやジュース作りなどの企画が出来たら、と話していた。

今後も楽しみな『みぞのくち醸造所』、ぜひみんなで立ち寄ってみてほしい。

▶『みぞのくち醸造所』
神奈川県高津区溝口3-2-5 BOIL 1階
(東急田園都市線 高津駅西口から徒歩3分)

営業時間:11:00~23:00

定休日:不定休

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