2024年11月2日、ベルサール羽田空港にてFOD独占先行配信ドラマ「Love in The Air-恋の予感–」完成披露プレス発表会が行われ、南雲奨馬、濱屋拓斗(禁断の方程式)、鈴木曉(WATWING)、長妻怜央(7ORDER)の日本版のキャストに加え、原作者のMAME Orawan Vichayawannakul、タイのオリジナルキャストのBOSS(チャイカモン・サームソンウィッタヤ)、Noeul(ナッタラット・タンワーイ)、Fort(ティティポン・センガーイ)、Peat(ワストーン・チャイジンダー)が登壇した。
「Love in The Air-恋の予感–」は、世界中で大ヒットを記録し、今もなお熱狂的なファンを誇るタイBLドラマ「Love in The Air」の日本版。11月3日(日)0時からFODにて独占先行配信されることが決まった。
プレス発表会は、あいにくの空模様ではあったが、“嵐、雨、風、空”という天気が配役名になっているドラマにはぴったりのシチュエーション。この日は、「Love in The Air-恋の予感–」完成記念上映会もあったため、会場周辺は多くのファンで賑わっていた。
プレス発表会では、まず早瀬嵐士役の南雲奨馬、雨宮 玲役の濱屋拓斗、空野 快役の長妻怜央、河合風磨役の鈴木曉の順にステージに登壇。
日本版の配役について質問されると、南雲奨馬と濱屋拓斗はオーディションを受けてドラマ出演が決定。長妻怜央と鈴木曉は、オファーを受けて出演することになったそうだ。
長妻は「僕はありがたいことにオファーを受けました。相手役が(鈴木)曉って書いてあったので、ぜひ出させていただきたいと思いました」と、グループ活動を通して昔から仲良しだったこともあり、オファーを受けることにした経緯を話した。相手役の鈴木曉は「僕もありがたいことにオファーをいただきまして、Fortさんの役を見た時にめちゃくちゃガタイが良いと思って。俺、ガリガリやないかって。そこからちょっとご飯を多めに食べるようにしました。ちょっとまだガリガリなので、ここからまた鍛えていきたいと思います」とガッツポーズを見せた。
続いて、タイ版のオリジナルキャストと作家がステージに登場。BOSSは「皆さん、こんにちは。僕はBOSSです。よろしくお願いします」、Noeulは「僕はノウルです。よろしくお願いします」、Peartは「皆さん、こんにちはー。ピートでーす」、Fortは「みなさん、こんにちは。フォートです」、MAME作家は「こんにちは、みなさんMAMEです。お願いします」と日本語であいさつ。9人がステージに揃うと、プレス発表会が本格的にスタートした。
タイのオリジナル版を見た感想について、南雲は「初めて観た時に、映像の入りから圧倒されたのを覚えています。バイクのシーンだったり、アクションシーンだったり、いろいろ驚きました。とにかく初めて観た時はすごい衝撃でした。すごいセクシーな感じでびっくりしたのを覚えています」と語り、濱屋は「タイのBL作品を観たのは今回のオリジナル版が初めてなんですけど、日本のBLとはまた違った、ドラマの迫力度とか規模感がすごくて、観ていて面白いなと思いました。特にRainくん(Noeul扮)が可愛くて、観ていて楽しかったです」と伝え、Noeulも「ありがと」と日本語で答えてにっこり。長妻は「とても綺麗に雨が描かれていて、雨が好きじゃなかったんですけど、好きになりました。雨の日は基本、傘をささずに雨に打たれています」と一味違う感想を述べ、ドラマをきっかけに雨が好きになったことを明かし、周囲を笑わせた。鈴木は「オリジナル版を見て、一人一人キャラ立ちしていて、役作りからしっかりしていて見ていても飽きないですし、何よりもMAME先生の原作の面白いストーリーがとても楽しかったです」と絶賛した。
日本版のスペシャルエピソードとして、タイ版のキャストたちも温泉地の群馬県みなかみ町にロケをしに行ったそうだ。BOSSは「スペシャルエピソードのゲストとして撮影することができてとてもうれしかったです。当日はハードだったのですが、みんなとてもフレンドリーで撮影はとても楽しかったです」と、日本版キャストの方を見て親指を立てて微笑んだ。Fortは「撮影当日に初めて4人と会ったのですが、会った瞬間、どなたが嵐士(パーユ)なのか、玲(レイン)なのか、風磨(プラパーイ)なのか、快(スカイ)なのかがわかるくらいドラマの4人の登場人物が浮かんでくるような感じがしました。撮影中は素敵な時間を過ごしました」と振り返り、作家のMAMEは「日本の撮影はとても印象的で一緒に撮影することができてとても楽しかったです。タイのスペシャル版は海で撮影したのですが、日本チームと話をした時に日本らしいところで撮影したいと話し合いました。それが温泉だということを聞いた時、とても感動してまさに日本版はこれだと思いました」と満足げな表情を浮かべた。
ドラマの見所について、MAMEは「ファンの皆さんにはオリジナル版も日本版も愛して欲しいです。日本の演者さんもタイの演者さんも一生懸命作りましたのでぜひ見てください」と伝えた。
日本版を観た感想を聞かれると、Fortは「日本版を観させていただき、正直驚きました。オリジナル版の4人がもう一度息を吹き返したようなものになっていて、とても魅力があると思いました。オリジナル版も日本版も新しい発見があると思うので、みなさんぜひ観てください」と伝えた。
また、日本版のキャストに会った時の印象を聞かれたNoeulは「初めて4人とお会いしたのですが、4人とも小説から出てきたようなキャラクターかなと思いました。この後、日本版を観るのですが、観るのが楽しみです」と話し、Peatが「先に撮影に行っていたBOSSさん、 Fortさん、MAME先生から話を聞いていたのですが、4人とも小説から出てきたと思うくらいキャラにぴったりでした。キャラだけでなく性格も似ているのかなと思いました。この後見るのですが、とても楽しみです」と話すと、日本版キャストはうれしそうな表情を浮かべる。
日本版が制作されることを知った時の感想を聞かれると、MAMEは「初めて日本版ができると聞いた時、とても嬉しかったです。私も小説を一生懸命書きましたし、タイのオリジナル版も頑張って撮影したので、その作品がみなさんに愛していただいていることがとても感動しました。4名のキャストにもお会いすることができてとてもうれしかったです」と笑顔を見せた。
日本版キャストに対して、タイのキャストに会った感想を聞かれ、鈴木曉は「まず、美しいです。もっと自分を磨かなきゃいけないなと思いました。頑張ります」と話し、「確かに」と日本人キャスト全員うなずく。さらに長妻がPeatの方を見ながら「衣装がめっちゃCute。So cute」と衣装についても褒めて、Peatも笑顔で「ありがとう」と日本語で返し、若干緊張感が漂っていた会場はほっこりした雰囲気に。続いて、濱屋は「今回やっと8人とMAME先生も合わせて9人で会えたんですけど、それがうれしすぎて、みんなでどっかに行きたいなと思いました」とにっこり。どこに行きたいかを聞かれると、「散歩に行きたい」と答え、そのおっとりした発言でさらに会場の雰囲気が明るくなった。
最後に、南雲は「原作を知っていたので、初めて会った時に画面の人だということをすごく覚えていました。最初にごあいさつした時に、手を合わせて深くお辞儀してくれたので、その謙虚さに心打たれました」と振り返った。
質疑応答とフォトセッションが終わると、南雲が話していた通り、タイの俳優陣は手を合わせてお辞儀をしながらステージを後にした。
取材・テキスト・写真:Zacky
「Love in The Air-恋の予感–」
あらすじ
嵐が吹き荒れるある夜、大学生の玲(濱屋拓斗)は車の故障により道路の真ん中で立ち往生してしまう。困り果てた玲の前に現れたのは、バイクに乗った青年。慣れた手つきで車を修理し、名乗ることなくその場を去ってしまう。
助けてくれた彼のことがずっと頭から離れない玲は、同じ学部の友人・快(長妻怜央)がうんざりするほどあの夜の出来事を聞かせ、憧れを募らせていた。そんな折、2人が通う建築学部に伝わる“伝説の先輩”の話を玲は耳にする。そしてその先輩こそ、あの日自分を助けてくれた彼・嵐士(南雲奨馬)だったことを知るのだった。学部の先輩との集まりで再会を果たした2人だったが、嵐士は玲のことを「覚えていない」と言い、玲はがっかりしてしまう。
しかしその日の帰り道、またしても車の故障で動けなくなった玲は再び嵐士に助けられ彼の自宅へ行くことに。そこでなんと嵐士は修理代と称し身体を要求、玲は嵐士の色気に抗えず危うく受け入れてしまいそうになる。何とか理性を取り戻した玲は嵐士をはねのけ、その場を乗り切るのだった。
その後も玲の目の前に現れ、修理の対価を求める嵐士。なんとか回避するも、苛立ちが収まらない玲は仕返しをするため快を連れて嵐士が参加する違法のバイクレース開催会場に忍び込む。しかし厳重に警備された会場でピンチに陥った玲を救ったのは、またしても嵐士だった。そして騒動に巻き込まれた友人の快もまた、そこで風磨(鈴木曉)と最悪な出会いを果たすのだが・・・。
速報動画
https://x.com/TOC_press/status/1852617092685504984
https://x.com/TOC_press/status/1852615247854764459
公式スチール
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